ルーバー窓　悩みのタネになっていませんか？

突然ですが、このような窓をご存じでしょうか。

この窓はルーバー窓（ジャロジー窓）といい、一世代前に流行したタイプの窓です。
一時期は多くの家で採用されたルーバー窓ですが、最近は悩みのタネになることもあるようです。

今回は、ルーバー窓を採用するメリットと抱えている危険性、
現在お悩みをお持ちの方におすすめの「マドかえ」をご紹介します。

ルーバー窓を採用するメリット

ルーバー窓を採用すると、次のようなメリットがあります。

１　換気がしやすい

ハンドルを回すことで簡単に開閉することができ、
開き具合も調整できるため、換気がしやすく便利です。
そのため、キッチンや浴室、トイレなどに設置される例が多くあります。

２　外からの目線を遮る

換気中もガラスを下向きに傾けておくことで、外からの目線を遮ることができます。
１と同様に浴室やトイレ、脱衣所などで効果を発揮します。

このような利点からルーバー窓は流行してきましたが、
ブームが去った今、危険性を指摘されることがあります。

ルーバー窓の危険性

特に古いルーバー窓では、次のような危険性が考えられます。

１　すきま風が入りやすい→ヒートショックの危険

ルーバー窓はガラス板の間にすきまが開いているため、風が入りやすい構造になっています。
悩んでいたすきま風の原因がルーバー窓だった、ということも。
特に、ルーバー窓がよく設置されている浴室や脱衣所では、
暖房が効いた部屋との温度差でヒートショックを引き起こす危険があります。

やまマドの所在地・山形県でも、高齢者の入浴事故は問題になっており、
推計で、ヒートショック等の入浴事故の死亡者数は、
交通事故の死亡者数よりも4倍以上多いとされています。

【参考】山形県　入浴事故防止リーフレット
https://www.pref.yamagata.jp/documents/43829/r61213heatshockleaf.pdf

冬場だけだからと、寒くてもガマンしていませんか？

浴室や脱衣所の冷え込みの原因がすべてルーバー窓、というわけではありませんが、
気密性の高い窓の方が、冷え込みによる生活事故に備えることができます。

２　ガラス板を簡単に取り外せる→侵入者の危険

ルーバー窓は、ガラス板が複数重なった特殊な形をしていますが、
実は１枚１枚のガラス板は簡単に取り外すことができます。
（取り外し対策の部品がついている場合もあります）

ガラスを外せば家の中に侵入することができてしまいますし、
ガラスを割るよりも音が小さいことから、侵入されたことに気づかないという危険もあります。

ルーバー窓は鍵のかからないものがほとんどですから、
しっかりと施錠ができて、壊されにくい窓の方が、防犯性は高いといえます。

ここまで、ルーバー窓が抱える危険性についてご紹介しました。

補足として、ルーバー窓は部品が壊れやすいというデメリットもあります。
やまマドでは、これまでもルーバー窓のご相談を受けてきましたが、
ほとんどは部品の破損・動作不良が原因でした。

ご家庭に、古くなって部品が壊れてしまった・動かしづらくなったルーバー窓はありませんか？
ご紹介してきたようなリスクも考慮すると、
部品の修理よりも、マドそのものの交換がおすすめです！

ルーバー窓から簡単チェンジ！「マドかえ」で解決

でも、今と違う窓に付け替えるには時間もかかるし大変そう…と
ルーバー窓のお悩みをガマンしている方に、やまマドの「マドかえ」がおすすめです！

「マドかえ」は今ある窓の枠をそのまま活かして交換する工事のため、
1窓あたり半日ほどで簡単に窓リフォームができます！

やまマドでは過去に、ルーバー窓のハンドルの故障と寒さにお悩みの方からご依頼をいただき、
「マドかえ」工事をさせていただきました。

ルーバー窓から、ドアのように開く縦すべり出し窓に「マドかえ」したことで、
寒さが和らいだだけでなく、操作も楽になったとお喜びの声をいただきました。